モナコ公室御用達!ショコラトリー・ド・モナコ
グレース・ケリーが愛した ”宝石の輝き”
モナコ公室御用達のショコラティエ、その名はショコラトリー・ド・モナコ Chocolaterie de Monacoです。
モナコを代表する Hôtel de Paris オテル・ド・パリ などの高級ホテルも、顧客になっています。
1956年4月に、グレース・ケリーとレーニエ大公の結婚式での引出物にも使われたそうです。
2012年に結婚した現在のモナコ大公、アルベール2世の引き出物にも採用されました。
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運命的な出逢いと、悲劇の中から生まれたチョコレート
1914年、第1次世界大戦の時に、銃撃から身を守るために使う塹壕₍ざんごう)の中で運命的な出逢いがありました。
それが2人の男性、のちの創業者となるエンジニアのPierre Maurin(ピエール・モラン)と、若いショコラティエであったFrancois Riquie(フランソワ・リカール)です。
2人はお互いに、いつか平和が訪れた時に、一緒にショコラトリーを創ろう!という夢と希望を持つようになりました。
でも、とても悲しい事に、戦争で怪我をしたリカールは亡くなってしまいました。
戦争が終わった後、リカールの遺志を継ぐかのように、ピエールモランは才能豊かで熱意のある職人達たちを集めました。
そして1920年に、ショコラトリー・ド・モナコを創業したのでした。
・・・・泣けるー。
ツンとお高くとまったイメージだったのが一転、男同士の熱い友情のもとに創られた、奇跡的ともいえるショコラティエだったなんて。
ますます愛おしくなってしまいます。
パレ モナコ 5個入り
ショコラトリー・ドゥ・モナコの「パレ モナコ」です。
「パレ」というのは、円盤状の一口サイズのチョコレートのことです。
ちなみにパレはフランス語で「円盤」を意味しています。
何となく気品ただよう、セレブ感がハンパない外観だよねー!
商品名:パレ モナコ(イタリア製/5個入)1,836円(税込)
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食べてみるよ
箱の裏にはモナコ公国の紋章が描かれていますよ。
高級感があふれ出ていますよね。手のひらサイズの可愛いお品です。
そして中には5種類のチョコが入っています。
真っ二つに割って食べる人は、あんまりいないでしょう。
でも、断面がどんな感じになってるか見たいし、忘れないよう記録したいー!
そんなわけで、今回もパカッといってみるよね。
【クラウンミルク】
王冠のかたちをしています。2012年に結婚された現在のモナコ大公、アルベール2世の引き出物にも使われました。
なんのためらいもなく、真っ二つにしてしまうよ。
ヘーゼルナッツの香ばしい風味と、まろやかなミルク味がほどよくマッチしています。
【ジャンルージャ】
ヘーゼルナッツのチョコレートです。
ラベンダー色の紙に包まれています。
ヘーゼルナッツのチョコレートですよ。
クラウンミルクと同じ色合いですなー。
とてもまろやかで優しいお味です。
王冠のものより、ヘーゼルナッツ感が控えめに感じます。
【ストロベリー】
カップ状のチョコの中に、赤い丸がポチッとあります。
断面が気になって仕方ありません。
ストロベリーという名だけあって、中にはストロベリー味のチョコを発見。
ストロベリーの風味が、上品に広がります。
【アマレット】
カップ状になっている、アーモンド風味のチョコレートです。
こちらも断面が気になります。
上に乗っている茶色い丸いものは、甘くてナッツ味、サクサクした食感です。
甘さはしっかり、でもクドさはまったくありません。何て美味しいんだろう。
【エクストラダーク】
赤い包み紙の、ビターチョコレートです。
ビターだけあって、やや濃い色合いですね。
さあ、真っ二つに割ってしまいますよ。
ビターならではの苦味もありますが、まろやかな後味です。
感想です
モナコ公国御用達のセレブ感あふれるチョコレート。
ただ漠然とそんなイメージだけを抱いていました。
だがしかし。
戦火の中での男同士の友情と、悲しい別れ。
そこから苦労して誕生したショコラティエだと知って、気品あふれる華やかさ以外の一面を見た気がして、さらに好感度が上がりました。
バレンタインの時期にだけ、伊勢丹で入手可能なこちらのチョコレート(2018年現在)。
見た目はもちろん、お味も文句無しなので贈り物にもバッチリです!
グレースケリーのシンデレラストーリーだったり、創業者の熱い気持ちに想いを馳せながら、味わってみてはどうでしょう。
来年もまたゲットできたらいいなー!
それでは、また!
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